雑 多 な 備 忘 録

◆あの国の高くて遠い場所で起きた出来事と、うちの子の冒険譚

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オルシュファンとゼフィランと、プレイヤー目線の考え事。蒼天3.0の盛大なるネタバレあり。未プレイの方は注意。反射で書く日記のような備忘録です。誤字脱字は特技です。

 

 

 

8月8日に教皇庁に乗り込んだあの一件以降、蒼天騎士団や教皇に対して、オル様の仇というよりも、『復讐してやる……』という感情しか浮かばなかったうちの子、というよりもプレイヤーの『私』なんですけども、ようやく冷静になれてきた気がするので脳直のまとまりがない備忘録。義心ブレイクのゼフィラン…。

そもそもの前置きとして、オル様の件に関しては、うっかり検索してしまったpixivと、Googleのサジェストでガッツリネタバレを踏んでいたワタクシ。それでも、あの一件以降、しばらくログインはできなかったし、めちゃくちゃに泣いた。ネタバレ踏んで、覚悟をしていても、バキバキに心が折れそうに、というよりか、ほぼ折れていた。それくらい衝撃的な事件だった。

キャンプ・ドラゴンヘッドをホームにするくらいだったわたくし。サブクエは序盤ですべてこなし、あの土地で暮らすNPCたちにも、冒険の道中、事あるごとに話しかけてもいたので、一件以降あの土地に戻るのすら躊躇した…けれど、お世話になったひとたちに、ちゃんと会いに行って話をしなければ行けない気がして、実際に話したらもう…あんなに明るく振る舞っていたひとたちが、あんなに明るい雰囲気だったキャンプ・ドラゴンヘッドが、もうドン底だった。しかし、あの日、雲ひとつない天気だったのを覚えている。とても皮肉だ。
どんな時でも、うちの子を励ましてくれていた調理師のメドグイスティルさんも、めちゃくちゃに泣いていて、二度とドラゴンヘッドには戻れないな…と思ったし、本当にキツかった…。とんでもないことをしてしまったんだ…とめちゃくちゃに落ち込んでしまった…。

閑話休題

もう悲しみが怒りに、復讐の感情になってしまった私は負の感情を蒼天騎士団、直接手を出したゼフィラン、そして教皇にぶつけていた。ある意味で、オル様のテンパードよ。
蛮族と蛮神だったり、帝国の理念も分からんでもない。しかし、向き合おうと思いつつ、どうしても理解できなかった教皇と蒼天騎士団。魔大陸で仇をとった。しかし、気持ちは晴れない。オル様が度々口にしていた『イイ騎士』とは何だろうと、剣術士を始め、ナイトで駆け回り、トラウマの『教皇庁』を再度攻略できても、モヤモヤは消えることはなく…。そんな日々をすごしていたときに(まったく紅蓮に突入する元気がなかった…)、ふと、「なぜ、あのとき、蒼天騎士団のゼフィランだったんだろうか?」という疑問が浮かんで、調べた。

そして、知ってしまったのだ…ゼフィラン、彼の生い立ちを……。
『義心のゼフィラン』、蒼天騎士団の総長になる際に、自分の良心すらもブチ壊していたのか…ということを知って、なんだか責任を押し付けることができなくなってしまった。し、負の感情の的にしてしまっていたことにとても後悔をした…。彼らも被害者だったのか…(一部やべえ人もいるけれども)。
『義心』を持っていたゼフィラン卿。影でコツコツと努力してきたのに、最後のツメの甘さで報われない……。蒼天騎士団の総長となっても、結局はテンパードにされて、光の戦士を仕留めることもできない。足止めはできたから結果的には…、なのかもしれないが…なかなか酷である。悲しいかな…。

これはあくまで、ヒカセンの総意ではなく、うちの子のロールという戯言ではあるのだが、あのときオル様がテンパード・ゼ卿の攻撃を察知できたのは、うちの子よりもずっと若い頃からイイ騎士として『盾を掲げて』、鍛錬し続けた賜物だったのかもしれない…と、ナイトのジョブクエを体感して思うなどをした。ナイトとしての伝統、上下関係、淡々と、黙々と、地道に…という鍛錬の数々…。イイ騎士に至るまでは決して華やかではないというか。それらを経て、『オルシュファン』というイイ騎士がいたのだなと。フランセル卿との蒼天秘話の件もある。

そもそも、蒼天騎士団、みんなテンパードにしてしまえ…という教皇のアレと、そしてエゴだよなぁ…と電撃のコラムを読んで思う。

dengekionline.com

結局のところ、オル様の死も、イシュガルドの国も、全ての元凶は、自らが神になろうとした教皇?『神』とは…。
ホント、オル様の死は悲しいけれど、ゼフィランも悲しい。永遠に報われない…。副長に勧められて、選んだ選択も間違いだったのか…、はたまた、もっと自らが見つけたイイ選択もあったのではないか…?選ぶことが出来ない、それが弱さなのかな…とか、オル様の死の裏側にある、ゼフィランたちのことを考えている昨今。ずっと結論がでないのに、考えてしまう。でも考えることをやめてはいけない気もしていて、何もかもある意味で、呪いかのようだ…。うちの子でいう『英雄』というレッテルしかり、ずっと背負って行くものなのかもしれない…。

そもそも何でゼフィラン卿は、イシュガルドという国で、良くはないイメージがある両手剣(シャッタード・ハート……)を使っているのかと疑問に思い、暗黒騎士も始めたのだが…、いや、いやいやいやいや、lv.70までのジョブクエよ…。
暗黒騎士になるというのも手だったのでは…と思うけども、「英雄」だとか、「ヒーロー」だとか、そういう存在になりたかったんかお前…ってなって感情がめちゃくちゃになってしまった(スペースミコッテ)。
なぜ英雄になれなかったのか?神殿騎士団の総長になれなかったのか? オル様やアイメリク殿やエスティニアンもドロドロした過去を持っていて、それでも自分の足で立っている感があるのは…近くにいるニンゲンというか、「友」の有無…?いやこれは反射の脳直な考えではあるが。大きな違いって、その部分な気がする。作中に出てきていないだけかもしれないが、なんだかな…。
一人で影でコツコツと頑張ってはいたが、近くに誰かはいなかったのか…。その姿を見てくれていた副長や部下はいれど、同じ目線で語り合うひとがいるいないの差というか。孤独なひとにしか思えなくなってきた…。推薦で就く総長の座も…違うもんなぁ…。

オル様も蒼天秘話で語られたフランセル卿との思い出がなかったら…孤独のままだったろうし、アイメリク殿とエスティニアンも…というか、えすてぃんに関しては竜騎士になる前にロストしていた可能性もあるよなぁ…。
アイメリク殿とゼフィラン、縁が交わることは無かったのかな。交わっていたら…イイ友でありライバルになれていた気もしつつ、いや、今更ではあるが…ため息しか出ない…。

そんなこんなで旅の中でいろいろあって、事件屋の蒼天編であった「最高の状態や、楽しい思い出を切り取ること」への肯定にめちゃくちゃに泣いてしまった。 けども、暗黒騎士のジョブクエにあったような彼らの過去や悲しみや、見えない部分をも…やっぱり背負って行きたいとも思う。
暗黒騎士なうちの子が周りに賛同を得られなくても守りたいものはゼフィランの「義心」の部分かもしれないな…と思うこの頃だし、彼の武器「シャッタード・ハート」をこれからも背負って行きたい所存だ。(背負わせているのはプレイヤーの私だが!!)