雑 多 な 備 忘 録

◆紅蓮のうちの子冒険譚

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紅蓮での旅の感想など。ネタバレあり。未プレイの方は注意。反射で書く日記のような備忘録です。誤字脱字は特技です。

◆蒼天での考え事

◆そもそもFF14をプレイしたキッカケ

 

紅蓮は『盛大なチュートリアル』な新生よりも、とても『旅をしている』感が強かった。蒼天が身を隠すように逃げ込んだイシュガルドという閉鎖的な国での話だったから余計かもしれない。

紅蓮エリアで旅を進めるごとに物語の味わい深さが増していく感じもあった。蒼天は…というよりも、新生パッチ→蒼天までがジェットコースターの如く、感情をぶん回されたような、そんな緩急が凄かったけど、紅蓮はこう…ジワジワと味わい深さが増すような、というか。しかし、改めて振り返って見ると、やはりドマ城突入あたりからジェットコースターのようだった。


◆土地や文化

印象深かったのはアジムステップ。ニワカ山好きだから余計かもしれないが、景色がまさに高所のソレでアガる。森林限界を思わせる高山植物もらしくてイイ…。 ヒエンさまが滞在していたのも何となく分かる。あの景色は心洗われるよなぁ…。

ツイッターでも呟いたが、ヒマラヤ山脈とか、チベットとか、そういう雰囲気がある。所々にある旗もエベレストを登るときにする『祈願』で見かける、『タルチョ』っぽい…というか、タルチョだよなぁ。

アジムステップで出会ったアウラの民の話や文化もめちゃくちゃ良かった(というか、マグナイさん可愛いなオイ…)。 サドゥさんたちドタール族の、『前世』とかではなく、例え死しても、めぐりめぐって、同じ場所に還って、同じ魂があり続ける、という言い伝え…というか伝統はマジですごいな…と思ったし、ハッとした…。衰退の底であれど、だからこそ、常に魂を輝かせ、命を奮わせる…なるほどなと。

しかし、ゴウセツさんが魂が巡り戻るとはいえ、『その瞬間』にあった者の魂を供養したいという気持ちもめちゃくちゃに分かるし、あそこで冒険者と語り合うのは…蒼天で色々あったり、ゼノスさんたちによる襲撃のアレコレを経験したからこそ、色々考えてしまう。 

蒼天はガチガチのイッシンキョーのそれ(というかもはや教皇のエゴ…)だったけど、紅蓮は全体的に仏教っぽさや、八百万の神だったり、日本に馴染みがある文化をも感じた。

祈りだとか、弔いだとか、魂だとか、なんか…めちゃくちゃグッと来てしまったし、それこそこれまで(特に蒼天)で色んな死を見てきたから、こう…なるほどなぁ…と、自分の気持ちが更に成仏された感じもあってよかった。

だから余計にジワジワと味わい深く感じたり、全体的にゆったりとしたペースで旅を楽しめたのかな?と思うなどをした。向き合うきっかけが沢山あったというか。

思えば紅蓮でのジョブクエ(60〜70)、黒魔も暗黒も過去の思いだとか、意志だとか、魂だとか、少し通ずるところもあるような気がしてアツい。いや、勝手に思い込んでいるだけかもしれんが。他のジョブクエはどうなんだろうな。気になるところではある。


◆メインの終盤

初期国ウルダハの民、大喜びなシーンが沢山あって胸熱だった。いやこれは…新生の時も思ったが、ウルダハに思い入れがあるとカナリ揺さぶられるものがある。

もちろん、リムサやグリダニア、イシュガルドの民たちの参戦も最高にテンション上がったが、個人的に呪術士のギルドマスターであるお師匠が呪術隊を率いてやってきたとき、ここまで黒魔で頑張ってきてよかったと、崩れるように泣いてしまった…。 泣くポイント違ったと思うけど本当に感動した。

自分のクソザコムーブにずっと悩みながらIDや討伐戦に挑んできたので、あの姿を見て、なんかもう本当に感極まってしまった…。 お師匠、めちゃくちゃカッコ良かったし、これからも背中を追い続けたい目標の人になった…。尊敬する…。クラスクエで「いざとなったら杖で殴る」という選択をしたら、「そうそう、杖で…ってちがーう!!」と気持ちがいいノリツッコミしてくれるお師匠大好きである…。 

アラミゴ奪還、総力戦すぎた。そういえば、紅蓮始めたころ、野良の敵も、FATEも強すぎて、風脈も取りづらく、プレイ的に不自由要素が多い印象だったのだが、ジワジワと慣れ…ではなくて、しっかりと足で歩んでいく感じ、解放軍が一歩ずつ進んでいるソレのようにも思えて、シナジーを感じた…。 

うちの子も知らぬ間にというか無意識に英雄であることに浸っていたのかもしれない…。ゼノスさんに完敗して泥水すすりつつ、ひとつひとつ何かを取り返していく…ような、そんなうちの子物語にも思えるし、紅蓮はそういう話なのかな…とかなんとか。

あとはやはり、その中で消えてしまった命と魂の行方だとか、過去に失った人たちの魂だとか、テンパードになってしまった者たちだとか、色々深いなぁと…スルメの如く噛み締めている…。 

 

◆ ◆ ◆
そして現在は漆黒エリア。一歩一歩、その時々を大切に旅をしたいと思うこの頃だ…。

 

◆閑話 

アジムステップでの魂の話を聞いて、更にゼフィラン卿を拗らせた私であった。彼は魂を燃やせたのだろうか…いや、燃やせてないよなぁ…………。弔いにはならないだろうけど、やはりこれからも暗黒騎士をするときはブレイクさせた義心のソレでもある、シャッタード・ハートを背負って行きたい…

あとヤンサあたりに人狼族がいるのも、狼信仰やんけ…とテンションあがったなぁ。やっぱり、FF14、山だわ…。

◆山と狼