雑 多 な 備 忘 録

◆月刊ワヒロ(2月28日号)の感想のような備忘録

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※ 2月末に更新された第4章78〜81話を踏まえての思いつきで書いた備忘録。
※ あくまで1プレイヤーの主観。
※ 浅桐真大を信じろ精神論。
※ ネタバレ注意…というよりも、ワールドエンドヒーローズ…メインストーリーのシナリオが本当に面白いので、未プレイで気になっている人はこんな記事なんぞ読まず、今すぐアプリをDL(容量凄まじいのでWifi環境で!!)して、自分の目でメインストーリーを読んでもらいたい。

 

・ユウナギちゃん戦と、救済の道の有無
ヒーローや世間一般から見たら、『敵』の存在にあたる『UNKNOWNS』のユウナギちゃんが死んだ…。えげつない。想像していたよりも、あまりにも、あっけなく。誰も犠牲にならなずに、皆が救済を得ることができる、『ハッピーエンド』をどこかしらで期待していた自分がいたので、すごく落ち込んだ。
しかし、もしその『救済』という道があったなら、『BIRTH』で作られた彼らは、既に救済されていてもおかしくないのかもしれない。救われず、絶望したからこそ、世界を終わらせようとしている訳で。それが彼らにとっての『救済』なのか。分からない…。

作られたという点で少し共通点がある、ユウナギちゃんと巡くんの戦闘中のやりとりも重い。この二人を巡り合わせ、そして戦わせた『運命』(というかスクエニだけど)、怖すぎる。戦いを経て、巡くんや久森くんに『何か』を気づかせ、それが彼らの勇気だとか成長だとか、『一歩』になるのかもしれないが、第一は『世界のため』、そうさせたのか。ある意味、通過点における『道具』に過ぎないのでは。UNKNOWNSは勿論のこと、ヒーローも…。きっつい。
とはいえ、ワールドコードもあくまで『システム』に過ぎないし、浅桐真大が言うように、例え小さなイレギュラーでも、結果にズレが生まれ、未来を替えることもできる、ある意味で『どうにでもなる装置』、でもあるが…。

『BIRTH』で作られた彼らは実験途中だっただろうし、本人たちがどうこうって話じゃないのかもしれないが、名前のない子らも『自我』があったっぽいからな…。その失敗を踏まえての『ヒーロー』だったら怖いところがある。

与えられたことだけをしてきたUNKNOWSと、与えられたこと意外の行動もしてきたヒーローの違いか?『グスコーブドリの伝記』かな???分からない…。

あの激闘後の巡くんと久森くんのスチル演出(スチルってテンションじゃない)があまりにも美しい反面、不穏すぎたので、ちょっと…この件は…………憶測ではなにも言えない…。

 


・分岐点、崖縁の2人の背中
核心部へ向かうか、ALIVEの施設へ戻るかの分岐。
核心部のほうが『飛んで火に入る夏の虫』状態なのではと私は思った。施設には『指揮官』、そして『後輩』たちがいることだとか、そういった点での『可能性』というか、色んな意味での『未知数』が多い印象があって、そんな彼らが『バッドエンド』を回避するための、『イレギュラー』を起こすことを期待している気もする(あくまで現時点の思いつきです)

心臓を強化した戸上くんと、666回も自分の身体で実験・検証をした浅桐真大が核心部に向かうことも…こう……耐久戦というか、維持できるというか、繋げられるというか…。果たして浅桐真大も強化したのは脚だけなのか?という疑問もある。

ツイッターにも呟いたことではあるが、ワヒロの今にも滅びそうな、あの危機的状況の『世界』をプレイヤー(≠指揮官)として客観的に見ると、わずかな可能性を信じ、全力で戦っているヒーローたちを目撃しては、安心感だったり、救われる気分だったり、いわゆる『助けてもらう側のモブ視点』に感情移入してしまう。
信じることしかできないし、でも、信じる対象が『いる』という状況は…そんな危機的状況下では本当にありがたいことで。だからこそ、めちゃくちゃ2人の背中が大きく感じるし、施設側の子たちにも期待してしまう。
でも、『ヒーローなんて、かっこいいもんじゃない。』という、メインキャッチ…。ヒーローとは…。

 

・あさぎりまひろをしんじろ…………………
これもツイッターで呟いたことだが、個人的に浅桐真大の何が刺さるって、ヒーローの立場にしか分からない悲観的なことを全く表に出さず、線引きをして、いわゆる世間一般的で、絵に描いたような『カッコいいヒーロー』を全うしているところなんだよな。同時に自分の『自我』というか、科学的興味や信念をも貫いている。しかし、正直どうしてそこまででできるのか…という疑問もある。高校生とは思えぬ悟り具合だけれど、666回もアレしていたら…そうなるのか。……………なるか…。

なぜ、浅桐真大として、ヒーローとして、保てるのか。何がそこまで彼を掻き立てるんだろう。昔、憧れたテレビや漫画のヒーローから得た、『夢』や『ロマン』だとか、その『新鮮な気持ち』のようなモノを壊したくないとかそういうことなのか?それがあの常に身につけている『ヒーローのベルト』なのかなとも思うんだが、そうなると本人は『実はギリギリな状態』な気もする訳で。
自分の中での信念だとか、追い求めているモノや、謎を突き詰めていたら、『666回』のアレで、結果、それが世界を救うヒントだったり、何か繋がっているのかもしれない…という、『行動』に起こす理由と『ヒーローとして』が前後しているだけなのかなとか、いや、わからない……。

メインストーリーを読んでいて、バッドエンドの道筋しか見えてこないクソザコプレイヤーなので、だからこそ、大団円ウルトラミラクルハイパーアルティメットハッピーエンドを望んでしまうし、それをモットーに行動している浅桐真大がめちゃくちゃカッコいい。ついつい、あさぎりまひろをしんじろ…となってしまう。でも、そんな彼ですら危うさも時折感じるし、めちゃくちゃ味わい深い。なので、イベストなどでテンションあがっている高校生男子らしい彼を見ると安心する…w
あ、あああ…あさぎりまひろをしんじろ…。
(全然関係ないが、『標高6000mで作業したい』発言には震え上がった…。科学者としてもげきつよだろうけど、冒険家や登山家にも向いていると思う…。)

 

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「イァアーーーーーーー!!!(白目)」と、思いつきで書いているので、オチも何もないし、色々としっちゃかめっちゃか。あんなに濃厚なシナリオを読まされたら、しっちゃかめっちゃかな感情にもなるわ。

昨年10月からプレイを初めた初心者指揮官ゆえに、過去のイベストなど回収できていない部分も多々あるけれど、メインストーリーだけでも行間が読み捗る。
更新される月末には胃が痛くなるし、クソでか溜め息しかでないが、ワヒロ…めちゃくちゃ面白い。正直、こんなにどっぷりと世界観に浸れるとは思っていませんでした。月一ペースでのストーリー更新も、追っていて苦しくないバランスなのかもしれない。(しかしガチャはめちゃくちゃ渋い)(本当に笑えるほど渋い!!!)

物語は勿論、セリフも逐一見逃せないし、ヒーローたちの行く末を見届けなければという気持ちになる。楽しい。

アニバブックも楽しみです!明日発売!ヤッター!!!

あさぎりまひろをしんじろ…!!!!